マジで語彙力すげえアップ

「あ~なんて言うんだっけアレ」と言葉が出てこないことありますよね。「知ってるつもりだけど意外と使いこなせない」というワードも。『明日からすぐ使えるようになる!』をテーマに、コトバをわかりやすく紹介します。

『豆絞り(まめしぼり)』とは

ボーイフレンド(仮)きらめき☆ノートの夏祭り編イベント衣装(音琴嵐のコスチューム)豆絞りのてぬぐい

布で用いる柄の名前。

豆粒のような小さい丸をたくさん整列させた模様。


ひょっとこや板前さんなどが頭にかぶっている、あの手ぬぐい(ハチマキ)などに使われている。

その柄の手ぬぐい自体を「豆絞り」と呼ぶこともある。

江戸時代から手作業(絞り染め)で作られていた

今はプリントで“豆絞り風”にドット柄の布を簡単につくれてしまうが、本来は職人が染織していた。


絞り染め』という技法。

布をくくったり絞ったりして、染まる部分と染まらない部分をつくって模様にする。


※参考にさせていただきました!
www.sousou.co.jp

『絵アド(えあど)・イラストアド』とは

『絵のアドバンテージ』、『イラストアドバンテージ』の略。

「絵アドがある」「絵アドが高い」と言うと、
絵が優れている、絵のクオリティが高いという意味になります。


ソシャゲやカードゲーム界隈でよく聞く言葉ですね。


「あんスタのカード絵は総じてイラストアドが高いのに、今回のイベント限定カードはさらに輪をかけてクオリティが上がっている。」


どこからが「絵アドが高い絵だ」と言っていいのか?

これは正直、感覚です……。

パッと見て「うお!メチャメチャ美しい!」と思ったり、
じっくり見て「は~~隅から隅まで美しい」言ってしまうような絵。


最近のソシャゲはみんな絵のクオリティが素晴らしいので、「絵アドすげえ!」と言いたいものだらけですよね。


ちなみにたいていのゲームが、レア度によってクオリティを調整しています。

レア度の高いものは豪華でぶっとんだ絵アドに、
そしてレア度の低いカード絵は、あえて描き込みを少なくし、クオリティを落としています。


「今イベの逢坂くん、★3なのに★4の覚醒後ばりに絵アド高い!」


カード絵の例(『ボーイフレンド(仮)』より)

比較的、絵アドの低いカード絵(レアリティ:N)

絵アド・イラストアドの低いカード絵の例。ボーイフレンド(仮)より、鷹司正臣のノーマルカード

(ノーマルでもじゅうぶん綺麗ですが……)

比較的、絵アドの高いカード絵(レアリティ:SSR

絵アド・イラストアドの高いカード絵の例。ボーイフレンド(仮)より、鷹司正臣のスーパーレアカード

(構図もこだわっているし、空気感まで描かれていますね!)

『ネットリテラシー』とは

『インターネットリテラシー』の略。

インターネット上の情報を正しく理解・活用することができる能力のこと。

「ある・ない」や「高い・低い」、「欠けている」といった言い方になります。


ツイッターで『【拡散希望】王様の耳はロバの耳』とツイートする、ネットリテラシーの大変低い理髪師」(伊集院光 深夜の馬鹿力『昔話NGシーンカルタ』より)
「ネットリテラシーに欠けた母が、またヤバイ広告に騙されておかしなフリーソフトをダウンロードしてしまっている……」


英単語『literacy(リテラシー)』の意味は?

「(特定の分野における)知識、能力」
「教養があること」

computer literacy
「コンピュータを活用する能力」


日本での『リテラシー』は、
「物事を正しく認識できる能力」という意味で使われている言葉。

『高慢ちき(こうまんちき)』とは

「高慢(=人を見下している様子)」+「ちき(=的、な奴)」

高慢な人への悪口で使うコトバ。
「憎らしい」というようなニュアンス。

「オマエの こうまんちきな ハナを バッキバキに ヘシおってやる!」(ペーパーマリオRPG ボムへいのコンポビーより)

ペーパーマリオRPG ボムへい コンポビー トロピコアイランド


『ちき』とは?

あざけりや、罵りの気持ちを込めて使う接尾語。
(『的』が変化したものではないかといわれている)


他で使われている例

『トンチキ(とんま+ちき)』
※トンチキの漢字表記「頓痴気」は後から付いた当て字。

『インチキ(イカサマ+ちき)』
※イカサマの「イカ」が「イン」に変化したという説はあるものの、正しくは不明。
※インチキの漢字表記はない。

『羽振り(はぶり)がよい』とは

お金を出し惜しみなく思うように使う様子。
財布の紐が緩いとか、金遣いが荒いということの、ポジティブな言い方。

「オレも はぶりが よかったころは よくあそこ(カジノ)へ あそびに 行ったもんだぜ」(ペーパーマリオRPG 盗賊団の親分スネイルより)


『羽振り』自体は、地位や勢力、人望などの意味。
鳥が羽を振って羽ばたく様子から、勢いがあるという例えで作られたコトバ。